第4期(平成30年度)プログラム

これからの事業づくり・活動づくりに必要な視点を学ぶ「学びの講座」
実践的な事業・活動計画の組み立てを学ぶ「実力をつける演習」。
各コース20 名程度の小数精鋭の中身の濃い講座で、
受講生同士・修了生、さらに、全国のトップランナーの講師の方々との
地域内外のネットワーク形成も可能です。
修了後も、機構が各受講生のフォローアップを行うとともに、
認定者・修了者同士のサポート・連携促進も行います。
【受講生へのサポート】
各コースの受講者は欠席回についてDVD 視聴によるフォローを受けることができます。

プロジェクトイメージ図

平成30年度は下記3コースを実施しました。

平成30年度 コース会場
環境スタートアップコース西・中播磨地域
ひょうご持続可能地域づくりコース (持続可能地域士認定コース)西・中播磨地域
高校生・ユース短期集中コース但馬地域、丹波地域

ひょうご持続可能地域づくりコース (持続可能地域士認定コース)

地域課題を解決する新たな取り組み・事業をスタートしたい方向けのコース

【認定】

講座を受講し、チームによる活動・事業計画立案演習により一定の能力を身に付けた方を、
サスティナビリティ・オーガナイザー(持続可能地域士(SO))に認定します。

【受講期間】 2018年9月頃~2019年9月頃
※応募内容や応募用紙はこちら
第4期パンフレットPDFはこちら

<開講式・講座スケジュール> 

※詳細の講師プロフィールはこちら

13:30 ~ 16:30 頃 ※講座+演習の場合は、17 時30 分頃まで。
会場:兵庫県立大学姫路キャンパスや姫路市駅周辺(内容により実際のフィールド)

【開講式
2018年
9月29日(土)
兵庫県立大学 環境人間学部 F202(大会議室)
1.開講式
2.オリエンテーション
【学びの講座】
2018年

10月6日(土)7日(日)
※日程変更をしました。
兵庫県立大学 環境人間学部 F202(大会議室)
第1回:これからの地域に求められる事業の視点・あり方

大久保 和孝氏
(新日本有限責任監査法人 経営専務理事)
【共通講座+演習】
2018年
10月20日(土)
姫路市市民会館 4階 第5会議室
第2回:地域に役立つ事業・活動とは?-環境・エネルギー・地域課題の視点からー

畑中 直樹氏
(ひょうご持続可能地域づくり機構(HsO)代表理事 /(株)地域計画建築研究所(アルパック) 役員)
戸田 幸典氏
(ひょうご持続可能地域づくり機構 事務局長・(一社)ひょうご持続可能地域づくり研究所 事務局長)
【視察合宿】
2018年
11月10日(土)~
11月11日(日)
岡山県真庭市
真庭市の先進的な取組を視察します。

【学びの講座】
2018年
12月8日(土)
姫路市市民会館 4階 第3会議室
第3回:事業に伴う環境へのリスクを多面的視点から考える

鷲見 健二氏(公益財団法人ひょうご環境創造協会 常務理事兼環境技術事業本部長)
【共通講座+ 演習】
2019年
1月12日(土)
姫路市市民会館 4階 第3会議室
第4回:気候変動対策に関する世界・日本の産業界の動き

松尾 雄介氏(公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)グリーン経済領域 副エリアリーダー/Japan-CLP 事務局 エクゼクティブディレクター)
【学びの講座】
2019年
1月26日(土)
兵庫県立大学 環境人間学部 F202(大会議室)
第5回:IoT で地域課題を解決する

佐藤 拓也氏(一般社団法人コード・フォー・ジャパン理事/ YuMake.LLC 代表)
【演習】
2019年
2月9日(土)
姫路市市民会館 4階 第5会議室
実力をつける演習:テーマ別にグループに分かれて事業の組み立てを行います。
【学びの講座+演習】
2019年
2月23日(土)
姫路・西はりま地場産業センター 502会議室
第6回:持続可能な地域のために必要なお金の流れ~地域の資金を地域の課題解決につなぐ新たな仕組み

深尾 昌峰氏
(龍谷大学政策学部教授・PLUS SOCIAL グループ代表)
【演習】
2019年
3月2日(土)
姫路市市民会館 4階 第4会議室
実力をつける演習:テーマ別にグループに分かれて事業の組み立てを行います。

<テーマ例> ※テーマは受講生の関心等により最終決定します。
 気候変動適応に関する取り組み(例:気象観測・予測を活用したビジネス等)
 地域内循環(ヒト・モノ・カネ)向上に関する取り組み(例:獣害対策・ストック活用等)
 再エネ・省エネに関する取り組み
(例:Re100・エコ診断等)/ 持続可能な環境学習に関する取り組み(例:収益確保方策検討・エコツアー等)
【中間発表会】
2019年
3月16日(土)
姫路市市民会館 5階 第1教室
これまでの学びの成果を発表します。

<演習>※テーマは受講生の関心等により最終決定します。

HsOメンバーのサポートはもちろん、テーマや演習内容に応じた講師をお招きしたり、地域のフィールドとのマッチングなど、実践的な演習をサポートします。演習は、次年度も続きます。

【テーマ】

気候変動適応に関する取り組み(例:気象観測・予測を活用したビジネス等) 
地域内循環(ヒト・モノ・カネ)向上に関する取り組み (例:獣害対策・ストック活用等) 
再エネ・省エネに関する取り組み(例:Re100・エコ診断等)
持続可能な環境学習に関する取り組み(例:収益確保方策検討・エコツアー等)

<実践者による学びの講座 講師プロフィール>

現場での事業化支援経験等の実績がある、全国のトップランナーの専門家の方々を講師にお迎えします。 また、演習については、テーマや検討状況に応じて講師・メンターをお招きします。
※講師の順番は開催日順

大久保 和孝氏(新日本有限責任監査法人 経営専務理事 (公認会計士))

慶應義塾大学卒。 政府や企業等の多数の役職につくほか、長野県・浜松市・鎌倉市コンプライアンス担当参与、地方活性化支援として大阪府・長野県・宮崎県日南市・北海道夕張市・京都府京丹後市・宮城県気仙沼市・岩手県釜石市の参与、アドバイザー等、キリンビール 地域創生トレーニングセンタープロジェクト運営委員。長野県農業大学校客員教授ほか。
プロジェクトを成功させるためには、具体的に言語化されたビジョンをもつことです。方法論などの手段が目的化されないことです。未来志向かつ社会と共感できる具体的なビジョンを踏まえた事業計画を推進していく事が成功の秘訣です。

畑中 直樹氏 ※演習メンターとしても伴走
(ひょうご持続可能地域づくり機構代表理事/(株)地域計画建築研究所(アルパック)役員 大阪事務所副所長 部長(サスティナビリティマネジメント)/博士(環境科学))

1964 年横浜生まれ・福岡市育ち。大阪大学工学部環境工学科卒業後、一貫して地域の環境問題・持続可能な地域づくりに取り組むかたわら、(財)地球環境戦略研究機関(IGES)客員研究員、大学非常勤講師(環境経済・政策)、行政の各種委員等を務める。また、自然再生や森林・木材関係のNPO 等の役員としても多数活動。 詳細プロフィール

戸田 幸典氏(ひょうご持続可能地域づくり機構(HsO)事務局長/㈱地域計画建築研究所(アルパック) 主査)

1980年生まれ。2004年から京都でNPOやソーシャルビジネス支援、市民活動の社会基盤づくり、市民コミュニティ財団の設立・運営や地域貢献型メガソーラー事業の立ち上げ等に携わる。現在は、これまでの経験から、コミュニティデザインを取り入れた住民の力を引き出すまちづくりや計画づくり、地域の多様な主体・資源を持ち寄り、協働して行う地域課題解決のための事業・活動づくりをテーマに仕事をしている。(特活)きょうとNPOセンタースタッフ、(公財)京都地域創造基金専務理事・事務局長、非営利型株式会社プラスソーシャル役員等を歴任。
鷲見 健二氏(公益財団法人ひょうご環境創造協会常務理事兼環境技術事業本部長)


1954年岐阜県生まれ。金沢大学卒、大阪府立大学大学院修士課程修了。1978年兵庫県入庁。大気汚染対策、水質汚濁対策、廃棄物対策、環境影響評価に従事。大気課長、環境整備課長、兵庫県環境研究センター長を経て、2014年から現職。環境影響評価条例を策定するとともに、県内の大規模開発整備事業に伴う環境アセスメントを多数審査。
松尾 雄介氏(公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)グリーン経済領域 副エリアリーダー/Japan-CLP 事務局 エクゼクティブディレクター)

 

三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)、環境投資顧問の株式会社グッドバンカーを経て2005年より現職。2005年ルンド大学(スウェーデン)産業環境経済研究所修士課程修了(環境政策学修士)。
気候変動問題と企業の関わりについて一貫して研究活動を実施。現在は日本の先進企業で形成され、低炭素社会を目指すJapan-Climate Leders’ Partnershipの事務局を務める。
受賞歴:2010年度 エネルギー・資源学会 第14回茅奨励賞、環境省 第9回、第11回NGO/NPO・企業環境政策提言 最優秀賞

佐藤 拓也氏(一般社団法人コード・フォー・ジャパン理事/ YuMake.LLC 代表)


大学院時代は、気象シミュレーションによる研究を行う。その後、SE、民間気象情報会社を経て、気象業界を変えるべく独立。防災士。
居住地の奈良県生駒市では、IT を活用し地域課題を解決することを目的とするコミュニティ、CODE for IKOMA を立ち上げ。一般社団法人コード・フォー・ジャパン理事、大阪市立大学 都市防災教育研究センター 特別研究員も務める。
深尾 昌峰氏(龍谷大学政策学部教授・PLUS SOCIAL グループ代表)


熊本県出身。滋賀大学大学院修了。1998年きょうとNPOセンター設立と同時に事務局長に就任。2001年には日本で初めてのNPO法人放送局「京都コミュニティ放送」を立ち上げに参画し、現在は理事長を務めている。また2003年から2007年までは京都市市民活動総合センターの初代センター長をつとめた。また、2009年からは、公益財団法人京都地域創造基金の理事長に就任し、市民による公益創造のインフラづくりを展開。2010年4月から龍谷大学法学部准教授に就任(現在、2011年から政策学部へ移籍)。その他にも京都大学大学院公共政策研究科非常勤講師、公益法人協会評議員、経済財政諮問会議専門調査会「選択する未来委員会」委員などを歴任。

2013年には社会的投資を促進する株式会社PLUS SOCIALを起業し、事業を展開。2014年にはグッドデザイン賞を受賞。2016年からは日本初の社会的投資専業金融会社プラスソーシャルインベストメントを起業し、代表取締役会長。
現在、東近江市参与などをつとめている。

半年のコースもあります。

環境スタートアップコース