平成28年度にHsOが第2期生に実施した活動内容は、下記の通りです。

但馬の未来の事業をつくるキックオフ講演会&説明会の開催

7月19日(火)、21日(木)、28日(木)、29日(金)の4日間、朝来市、新温泉町、豊岡市にてひょうご持続可能地域づくり実践者育成講座の”但馬の未来の事業をつくるキックオフ講演会&説明会”を開催いたしました。この中で、HsOや今後開催する講座の概要説明並びに第2期受講生募集についての説明を行った後、今後開催する講座の体験としてキックオフ講演会や対談等を行いました。4日間での参加者は計40名でした。

7月19日(火)15:00~ 豊岡市役所本庁舎2F大会議室
 キックオフ講演会講師:原 亮弘氏(おひさま進歩エネルギー株式会社 代表取締役)
 発表タイトル:自然エネルギーと市民参加型ファンドで実現する自立型社会
 対談:原氏×宮垣 健生氏(但馬信用金庫常勤理事 事業支援部長)

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7月21日(木)15:00~ 朝来市役所4階会議室
 キックオフ講演会講師:深尾 昌峰 氏(公益財団法人京都地域創造基金 理事長、株式会社PLUS SOCIAL 代表取締役)
 発表タイトル:「人口減少時代」をチャンスと捉えるまちづくり
       -持続可能な地域社会の構築に向けて-

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7月28日(木)15:00~ 新温泉町民センター(温泉総合支所)1F農林研修室
 対談:第1期生:森田 仁氏(株式会社森田材木店 取締役会長)
    ×遠藤 英二氏(兵庫県農政環境部 環境創造局長)
    ×井上 弘氏(新温泉町 企画課長)
    ×畑中 直樹(ひょうご持続可能地域づくり機構(HsO)代表理事)

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7月29日(金)15:00~ 豊岡市役所本庁舎3F庁議室
 キックオフ講演会講師:松尾 雄介氏(公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)グリーン経済領域 副エリアリーダー/Japan-CLP事務局 エクゼクティブディレクター)
 発表タイトル:”脱”炭素社会に向けた国際動向と地域での取り組み
 対談:松尾氏×畑中 直樹(ひょうご持続可能地域づくり機構(HsO)代表理事)

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第2期生開講式・交流会の開催
 平成28年8月26日(金)13:30~18:00  豊岡市民プラザ 市民活動室C・D

ひょうご持続可能地域づくり実践者育成講座の開講式を開催しました。第2期生は、但馬地域の20代~40代の再エネ・省エネ業界に限らない多種多様な中小企業者、農業法人の方(工務店、交通事業者、金融機関等)10名です。

開講式では、機構理事の兵庫県農政環境部環境創造局長の遠藤氏、並びに豊岡市環境経済部長の井上氏、兵庫県立大学大学院地域資源マネジメント研究科研究科長・教授の江崎氏、代表理事の(株)地域計画建築研究所(アルパック)の畑中より挨拶がありました。挨拶では、「この講座を通じて、修了される第1期生と共に新たなネットワークを構築しつつ、子どもや孫に但馬の豊かな自然をつなげられるように頑張っていただきたい」という期待が伝えられました。また、公務のためご出席が叶いませんでしたが、兵庫県環境部長の秋山氏と豊岡市長の中貝氏からも挨拶を頂戴しました。

兵庫県遠藤局長

兵庫県遠藤局長

豊岡市井上部長

豊岡市井上部長

兵庫県立大学江崎教授

兵庫県立大学江崎教授

機構代表理事畑中

機構代表理事畑中

挨拶の後、ワークショップ形式での受講生同士の自己紹介、講座ガイダンスを行いました。また、機構理事の江崎氏から「エネルギーとエコロジー:持続可能な地域作りの基礎」と題した開講記念講座があり、生物群集の基礎を学びました。その後、第2期受講生の全体記念撮影を行い、開講式は閉会しました。

自己紹介の様子

自己紹介の様子

その2

その2

基礎講座を行う江崎先生

基礎講座を行う江崎先生

講座中の受講生の様子

講座中の受講生の様子

第2期受講生の集合写真

第2期受講生の集合写真

最後に、第1期生・第2期生の親睦を深めるため、交流会を行いました。その中で、受講生同士で今後の講座についての質問やどのような事業立案をしたのか、但馬をどのようにしていきたいのか等、様々な話題を通して交流が行われました。

交流会の様子

交流会の様子

その2

その2


○基礎講座

・第1回講座の開催
 平成28年9月2日(金)14:30~17:00 豊岡市役所稽古堂3F
講師:松尾雄介氏(公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)グリーン経済領域 副エリアリーダー/Japan-CLP事務局 エクゼクティブディレクター)

ひょうご持続可能地域づくり実践者育成講座の第1回講座を開催しました。

第1回は、松尾雄介氏をお呼びして「低炭素社会を取り巻く国内外の最新傾向」と題して約2時間の講義とその後、グループワークを約半時間行いました。

国外での気候変動にかかる現状、特にCOP21会議を通して、「日本と世界とで地球温暖化対策への取組の温度差」や「世界各国の大企業の低炭素社会の方針」等、国外の最新情報を学びました。

更に、国内の現状では、水俣市における地域経済循環の概要より地域GDPの約1割、つまり金額にして約86億円がエネルギー費用として地域外へ流出していること実態から、脱炭素化にむけた地域での再生可能エネルギー発電と地方創生事業の今後の可能性についても講義され、低炭素社会の国外の動向及び国内の対策について最新の知識を深めました。また、松尾氏によるワークショップでは、「豊岡市所管施設の電気を再エネ化で自給」をお題に、実際に市で使用されている電力を再エネである太陽光・風力・水力・木質バイオマスに転換した場合にかかる費用とその効果を算出し、経済的なインパクトを数値でも確認し、更に理解を深める講座となりました。

最後に、応募時の問題意識別の2チームに分かれ、今後のチーム活動を円滑にするため、チーム内でお互いに自己紹介、更に自分の特技等持っているスキルの紹介が行われました。

講師:松尾氏

講師:松尾氏

講師:松尾氏の講義の様子

講師:松尾氏の講義の様子

松尾氏のワークショップの様子

松尾氏のワークショップの様子

松尾氏のワークショップの様子その2

松尾氏のワークショップの様子その2

チームでのグループワークの様子

チームでのグループワークの様子

チームでのグループワークの様子その2

チームでのグループワークの様子その2


・第2回講座の開催
 平成28年9月8日(木)14:30~17:00 豊岡市役所稽古堂3F
講師:山口容平氏(大阪大学大学院工学研究科環境・エネルギー工学専攻 准教授)

ひょうご持続可能地域づくり実践者育成講座の第2回講座を開催しました。

第2回は、山口容平氏をお呼びして「地域のエネルギー利用の基本構造について知る」と題して約2時間のワークショップを交えた講義と、その後グループワークを約半時間行いました。

講座では、エネルギーを考える上で基礎となる定義、単位、フォロー図等について演習を交え、理解した上で、地域のエネルギー利用の基本構造を基に地域を変える事業を作る考え方の構造を学びました。ある変化を起こすことを考えた時に、これに付随する何かがあるということを考えさせられる内容でした。

講義の後、問題意識別の2チームに分かれ、各問題意識に対する課題をチーム内で情報・アイデアの共有化、集約化しました。その際、適宜、講師の山口氏からのアドバイスもあり、各グループの更なるブラッシュアップにつながりました。

講師:山口氏

講師:山口氏

講座中の受講生の様子

講座中の受講生の様子

講義中の山口氏

講義中の山口氏

講座中の1コマ

講座中の1コマ

チームでのグループワークの様子

チームでのグループワークの様子

チームでのグループワークの様子その2

チームでのグループワークの様子その2


・第3回講座の開催
 平成28年9月21日(水)14:30~17:00 豊岡市役所本庁舎2F大会議室
講師:大久保和孝氏(新日本有限責任監査法人 経営専務理事/公認会計士・公認不正検査士)

ひょうご持続可能地域づくり実践者育成講座の第3回講座を開催しました。

第3回は、大久保和孝氏をお呼びして「事業化の基礎知識と地方創生時代に求められる事業ポイント」と題して約2時間半行いました。

講座では、「想いを形に」「真ん中的視点・思考」から「自分の想いを明確に伝える、他人事を自分事化する、軸のぶれないビジョンを明確にする」という事業化の基礎知識や事業化のポイントについての講義内容に聴講者は共感していました。また、自分や更に但馬地域に置き換え、考えることを意識させられる内容であったため、自身の日頃の業務に当てはめ、ヒントを得ている聴講生も多く見られました。

豊岡市井上部長

豊岡市井上部長

代表理事畑中

代表理事畑中

講師:大久保氏

講師:大久保氏

講座中の大久保氏

講座中の大久保氏

質疑応答中の様子

質疑応答中の様子

講座中の様子

講座中の様子


・第4回講座の開催
 平成28年10月4日(火)14:30~17:00 兵庫県立大学「豊岡ジオ・コウノトリキャンパス 」 講義室1
講師:戸田幸典氏(ひょうご持続可能地域づくり機構(HsO)事務局長/(株)地域計画建築研究所(アルパック)主査)

ひょうご持続可能地域づくり実践者育成講座の第4回講座を開催しました。

第4回は、HsO事務局長の戸田より「地域に役立つ事業とは?地域課題を定める」と題して約2時間半の講座を行いました。

講座では、前回の大久保氏の講義も振り返りながら、チームでの事業検討にむけた「地域課題解決」のための「事業」作りの一連の基礎・考え方(事業化検討の各ステップの概論・考え方)を理解した上で、事業計画づくりの前提となる社会に創出する共通価値を意識したコンセプトの考え方、調査・検討の重要性、資金調達の多様性、事業に携わる人材について学びました。

また、受講生各自の想いと解決したい地域課題について整理を個人で行った後、チーム内で情報共有や互いにアドバイスやコメントを行いました。今回のグループワークは、本講座で最終的に行うチームでの事業計画の検討において、各チームの事業計画のベースとなるコンセプトの検討に当たるため、事業計画の検討の第1歩となる講座となりました。


・第5回講座の開催
 平成28年10月13日(木)14:30~17:00 豊岡市役所稽古堂3F
講師:竹尾敬三氏(関西広域小水力協議会理事/アサンテ環境研究所代表)
講師:坂田宏志氏(株式会社野生鳥獣対策連携センター代表取締役)

ひょうご持続可能地域づくり実践者育成講座の第5回講座を開催しました。

第5回は、竹尾敬三氏と坂田宏志氏の2人の講師をお呼びして、竹尾氏には「再生可能エネルギーの基礎と事業化(電気編)」と題して、坂田氏には「獣害に関する基礎知識と事業展開の可能性」と題して計約2時間半行いました。

講座では、竹尾氏より再生可能エネルギーである太陽光発電、風力発電、小水力発電に焦点を当て、これらの導入状況や制度を含む基礎知識を学んだ上で、事業化を行う際に避けては通れない法律についての知識を深めました。更に、各事例より事業化の際に起こりうる課題を詳細に教えていただいたことで、各受講生が但馬地域で事業化できうる再生可能エネルギーについて改めて考える講座となりました。

続いて、坂田氏より一般的に普及している獣害対策のそれぞれの仕組みや特徴、現状、課題等の基礎知識を学びました。その後、地域での獣害対策の推進とそのために必要な事業展開の可能性について学びました。

講師:竹尾氏

講師:竹尾氏

講師:坂田氏

講師:坂田氏


・オプショナル講座と懇親会の開催
 平成28年10月20日(木)16:00~19:30 場所:豊岡市役所稽古堂3F
講師:川中大輔氏(シチズンシップ共育企画代表)

ひょうご持続可能地域づくり実践者育成講座のオプショナル講座を開催しました。

オプショナル講座では、川中大輔氏をお呼びして、「チームビルディング講座」と題してワークを交えた講義を約3時間半行いました。

持続可能地域士に期待されている活動、つまり、立案した事業の実現を含めチームメンバーのほか、多様な関係者とともに持続可能な地域づくりに向けた活動を行うためには、チームで物事を作り上げていくための合意形成や話し合いの進め方について学び続けていくことが必要となります。

今回の講座では、その最初の入り口として他者理解・話し合いにおける自己の特徴、チームをつくるためのコミュニケーションについて学びました。

講義後には講師を囲んだ懇親会を開催し、受講生の親睦を深め、今後のチーム作りの糧となるものとなりました。

講師:川中氏

講師:川中氏

ワーク中の様子

ワーク中の様子


・第6回講座の開催
 平成28年10月26日(水)14:30~17:00 兵庫県立大学「豊岡ジオ・コウノトリキャンパス 」 講義室1
講師:平野 彰秀氏(特定非営利活動法人地域再生機構副理事長)

ひょうご持続可能地域づくり実践者育成講座の第6回講座を開催しました。

第6回は、岐阜県石徹白地区へ移住し、小水力発電の導入と地域づくりを実践されている平野彰秀氏をお呼びして、「集落持続のための自然エネルギー事業と地域づくり」と題した約1時間半の講義と事務局長戸田によるグループワークを1時間行いました。

講座では、エネルギーを始めとする外部依存による資金・人材流出により農山村が衰退した現状から、地域外に流出するエネルギー費を減らし、地域内にある資源を活用した循環可能な地域づくりを行いたいという思いで移住した石徹白での現状や失敗談も交えた活動の経緯、展開等について講義して頂きました。小水力発電事業だけでなく、特産品開発やカフェなどの地域住民の思いも踏まえた地域づくりが展開され、移住者増へとつながっている活動は、受講生にとって、今後検討していくエネルギーと地域課題を解決するという2つのテーマの事業を考える上で、大きな刺激となったようです。

講義後、第4回講座時に作成した自分の「思い」を整理するというワークを踏まえ、チームで今後行っていく事業化に向けたコンセプト作りの視点整理を個人で行い、チームで共有しあいました。また、グループワークの時間では整理しきれなかった個人的視点を本日のチーム内での共有した内容を考慮して、各受講生が自宅で深めてくることで、次回以降のチームでの事業化のコンセプトづくりの集約に生かしていく旨が伝えられました。

講師:平野氏

講師:平野氏

講義中の平野氏

講義中の平野氏

グループワーク中の様子

グループワーク中の様子


・第7回講座の開催
 平成28年11月16日(水)14:30~17:00 兵庫県立大学「豊岡ジオ・コウノトリキャンパス 」 講義室1
講師:能口 秀一氏(有限会社ウッズ 代表取締役 木材コーディネーター/NPO法人サウンドウッズ 副代表/京都府立林業大学校 客員教授/NPO法人丹波グリーンパートナー 代表理事)

ひょうご持続可能地域づくり実践者育成講座の第7回講座を開催しました。

第7回は、能口秀一氏をお呼びして、「山林の保全活用 持続可能な山林形成を支える事業」と題した約2時間の講義と事務局長戸田によるグループワークを30分程度行いました。

講座では、山林の現状から今後想定される課題を学んだ上で、資源の質と量の把握や所有者の意識形成、林業形態、更に利用と保全について能口氏の実践や活動を交え、講義していただきました。講義後の質疑応答では、受講生の率直な質問に丁寧にお答えいただいたことで、更なる理解を深めることができる内容でした。

講義後、前回講座から今回までの約3週間で熟慮してきたコンセプト作りの個人的視点をチーム内で共有しました。その後、チーム内でコンセプトの集約化のため、まず共有した内容の整理を行いました。

講師:能口氏

講師:能口氏

講義中の能口氏

講義中の能口氏


・第8回講座の開催
 平成28年11月24日(木)14:30~17:00 兵庫県立但馬文教府 第2研修室
講師:畑中 直樹氏(ひょうご持続可能地域づくり機構(HsO)代表理事)
講師:谷渕 庸次氏(NPO法人森と地域・ゼロエミッションサポート倶楽部理事/高山バイオマス研究所代表)

ひょうご持続可能地域づくり実践者育成講座の第8回を開催しました。

第8回は、HsO代表理事の畑中より「エネルギーの歴史と留意点」と題した講義を1時間、谷渕庸次氏をお呼びして「再生可能エネルギーの基礎と事業化(熱編)」と題した講義を約1時間半行いました。

講座では、畑中よりエネルギー利用の歴史に関する話の後、特にバイオマス利用の事例紹介やバイオマス事業展開中に起こり得る困難な状況を想定したグループワークから持続可能な地域づくりに貢献する熱事業について学びました。

続いて、谷渕氏より再生可能エネルギーのバイオマス、その中でも特に熱に焦点を当て、これらの基礎知識や各地の事例を学びました。基礎知識では、事業組み立ての視点からみた川上側(山側)のポイントや薪、チップ、ペレット等それぞれの燃料の特性、各種ボイラーの設計にあたっての特徴等、幅広い分野のポイントについて講義いただいた後、講座のおさらいとして考査を行いました。更に、事例より事業化検討を行う際に避けては通れない法律や具体的な課題等についての知識を深めました。

講師:畑中(Hso代表理事)

講師:畑中(HsO代表理事)

講師:谷渕氏

講師:谷渕氏


・第9回講座の開催
 平成28年12月13日(火)14:30~17:00 兵庫県立大学「豊岡ジオ・コウノトリキャンパス」講義室1
講師:鷲見 健二氏(公益財団法人ひょうご環境創造協会 常務理事兼環境技術事業本部長)

ひょうご持続可能地域づくり実践者育成講座の第9回講座を開催しました。

第9回は、鷲見健二氏をお呼びして、「事業に伴う環境へのリスクについて多面的な視点から学ぶ」と題した約1時間半の講義を行った後、事務局長戸田によるグループワークを約1時間行いました。

講座では、環境に優しいといわれる再生可能エネルギーの事業展開時の有効性、利便性、そして再生可能エネルギーが及ぼす環境への影響について多面的な視点から学びました。加えて、環境アセスメント(環境影響評価)の考え方や国民や地元住民の意見を反映させた政策決定や、公共事業の計画策定の一部で実施されているパブリックインボルブメントについても学びました。

その後、1期生の修了後の活動進捗の共有、更に事業化に向けたブラッシュアップのため、チーム大空、チームφ、NEXSUS但馬、バイオマスエミッションの4チームが発表を行った後、1期生が2期生のグループワークに参加し、意見交換を行いました。

講師:鷲見氏

講師:鷲見氏

バイオマスエミッションの発表の様子

バイオマスエミッションの発表の様子


視察合宿の開催

日時:1月18日(水)~19日(木)
視察先:高知県梼原町
参加者:受講生10名、事務局3名
梼原町でお世話になった方:
 梼原町 環境整備課 環境モデル都市推進室 室長 中越様

ひょうご持続可能地域づくり実践者育成講座の視察合宿を開催しました。

視察合宿では事業スキームだけでなく、ビジョン、コンセプトを確認しながら、地域課題解決に多様な主体が参画しながら再エネ利用、省エネの取り組みから但馬地域でどのような展開が出来るのかを具体的に考えること、地域での再生可能エネルギー自給率100%に向けた取組を体感すること、各チーム、2期生間の交流を深め、今後の取組検討を加速することを目的として、受講生10名が高知県梼原町を訪問しました。

各施設の見学および梼原町 環境整備課 環境モデル都市推進室 室長 中越様からのレクチャーをいただきました。

視察合宿の行程は以下の通り実施しました。

■1/18(水)、1日目

内容

場所

・視察先である梼原町の事前学習
・【グループワーク】視察先で何を知りたいのか、学びたいのか

バス車内

・小水力発電所の視察

小水力発電所

(・ペレット工場そばを通る

ゆすはらペレット株式会社)

・環境と健康に配慮した体験型木造モデル住宅の視察

体験型木造モデル住宅
@下組地区

・雲の上のギャラリー施設の見学
・地中熱を利用した温水プールの視察

雲の上のホテル

■1/19木)、2日目

内容

場所

・風力発電所 四国カルストの視察

風力発電所

・梼原町での再エネの取組についての説明
  環境整備課 環境モデル都市推進室長 中越氏

梼原町役場

・バス移動
・グループワークと発表
  視察で見えた「気付き・アイディア」と「立案する事業で検討すべきこと」をチーム毎に整理

バス車内

【1日目】

小水力発電所

梼原町での視察は、まず、梼原町役場を訪問後、小水力発電所の視察を行いました。梼原川にあるわずか6mの落差を利用した小水力発電所で得た電気は、昼間は近くにある梼原学園(小中一環校)の中学校棟に、夜間は街中の街路灯(82基)に供給されています。

小水力

体験型木造モデル住宅@下組地区

環境と健康に配慮した体験型木造モデル住宅であるLCCM(ライフサイクルカーボンマイナス)住宅の視察を行いました。低炭素社会を目指した住宅の普及を浸透させるため、内外装には町産材を使用し、次世代省エネルギー基準を満たす高気密・高断熱を採用し、太陽光発電・ペレットストーブ等の新エネ・省エネ技術を駆使した住宅となっています。

体験型木造モデル住宅の外観

体験型木造モデル住宅内の視察風景

雲の上のホテル

梼原町での宿泊先である雲の上のホテルに到着後、ホテル関係者の案内により雲の上のギャラリー施設と雲の上のプールの視察を行いました。なお、この施設の大半は町内産材の杉およびヒノキを利用している建築物の見学も行いました。
<雲の上のプール>
地中熱を利用した温水プールである雲の上のプールを視察しました。平成10年にオープンしたプールは、地中熱をヒートポンプで圧縮加熱して利用しており、施設全体のエネルギーの7割を賄えている等の説明がありました。

雲の上のプールの視察風景

設備を視察する受講生の様子

ギャラリー

ギャラリーの内部の様子

【2日目】

風力発電所 四国カルスト

2日目は、風力発電所の現地見学を行いました。梼原町は風力発電の売電益を間伐財等の森林整備の推進や他のエネルギー整備の原資としており、風力発電所は地域での再生可能エネルギー自給率100%の取組の核です。風力発電近くまでの雪道の行程はチームビルディング形成にも一役担うこととなりました。

カルストにある風車

受講生と事務局の全体写真

梼原町役場

梼原町役場にて環境整備課 環境モデル都市推進室長 中越氏から「梼原町での再エネの取組について」を説明していただきました。住民・企業・行政が連携して様々な再エネに取り組み、町づくりを行っている目的、経緯、今後の方向性等についても詳細にご教授いただきました。視察後は、町内産材を利用した環境に配慮した省エネ施設である梼原町総合庁舎を案内していただきました。

受講生からは、特に、各取組が地域の課題解決や経済等にどのような効果があるのか、見える化できているのか、といった質問がありました。

梼原町 中越氏

役場の外観

受講生の様子

中越氏の説明を聞く受講生の様子

往路バス車内でのグループワークの様子


事業化編第1回の開催
 平成29年1月26日(木)豊岡市民プラザにて


事業化編第2回の開催
 平成29年2月8日(水)兵庫県立大学「豊岡ジオ・コウノトリキャンパス」にて